映画評論8 マッドウォーリーズ頂上決戦 星1
B級格闘ムービーと侮ると痛い目に合う。 タイトルで彷彿とさせるマッド、つまり狂ったファイターなんか何処にもいないのだ。 開始1時間経ってもマッドなトチ狂ったファイター野郎は出てこない。
主人公役マイケルはなぜか空手だし、本物現役ファイターのジョッシュも普通だし、アクションは確かに面白いけど…理性的。
しかも何故か舞台はタイ。なんで? タイなのにムエタイの選手が全然出てこない…
アメリカの黒人白人がタイで戦う映画かよと諦めていた終盤戦…お、おお!?
なるほど!そういうことだったのか! そこでこういう演出か!
タイトルのマッドウォーリアーズ 意味がわかったよ。憎い、憎いぜ。
マッハシリーズが大好きな方々なら 私の言った意味がわかるだろう。
たった2分、されど2分。 あんなトニージャーは見たことない。
この映画を最後までみると、自動的に消化不良を患い、ゲオの旧作コーナーに意味もなく向かい、思わずマッハシリーズに手を伸ばしたくなるスイッチが入るわけだ。
いやあ、こんな深い映画だったとは。 マッハシリーズのステマ映画だったとは…
それな!